友達と喧嘩して登校拒否になってしまった方へ
最も大切なものが友達です!
私が学校で子どもたちと接しているとき、
こんな言葉をよく聞きます。
「俺連れがいれば生きていけるんだ」
「俺にとってダチが全て!」
「私は○○ちゃんがいるから学校に来ている」
ここでいう連れとかダチというのは、
子どもたちの言葉で言う「友達」という意味です。
小学生や中学生の時期って、
実は何よりも友達が大切なのです。
つまりこの時期に友達と喧嘩すると
登校拒否になってしまうのは、
当たり前とも言えるわけです!
だからあまり神経質に考えないください。
仲たがいをしたことがあるのですが、
子どもたちの喧嘩って、本当に
誤解から生まれることが多いです!
「○○君が、お前の悪口言ってたよ」
こういった噂が流れて、
実際に喧嘩になってしまうことも
よくあります。
で、これを解決するのは、
間に先生が入って両者の誤解を取るのが
最も簡単なわけです。
だからまずは先生に相談しましょう。
親としては、
「お前から○○君に謝ってみたら?」
「お母さんから先生に言ってみようか?」
とか言いたくなるのですが、
子どもにとって最も大切な友達関係に対して、
親があまり口を突っ込むべきではありません。
これは旦那の仕事に対して、
妻がいろいろ突っ込んでも揉めるだけ
という話と全く同じです。ですので、
親からはその話題を出さない
子どもから相談されるまでは知らないふり
先生に相談しても子どもには秘密にする
というルールを守ってください。
これは親と子の信頼関係を崩さないためにも
非常に大切なルールです。
登校拒否が長期化するので注意が必要です!
早い子だと1日で解決するのですが、
遅い子だと1ヶ月ほど、
解決するのに時間がかかります。
これは、子どもの性格によって異なります。
素直な子は、先生から、
「先生が○○君に話し聞いてみようか?」
と言われると、
「すみません。お願いします」
と言ってくれるので、
先生としても間に入りやすいです。
ですが、素直ではない子だと、
先生の提案を断ってしまいます。
この場合、先生としては
第3者の生徒にお願いして、
遠まわしに解決を促していくしかないので、
解決までに時間がかかってしまうのです。
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