不登校の子どもを抱える親の悩み Q&A
あなたの悩みを解決する、不登校Q&A
今回は、
不登校の子どもを抱える親の悩みについて、
回答をしています。
多くの人が疑問に思う内容を
記載してありますので、
きっとあなたの役に立つはずです。
不登校に関するQ&A
どういったことに注意し、どう接すれば良いでしょうか。
「急性期」では、
学校に行くことを強制したり、
何かをするように指示したりするのは、
子どもをより混乱させるのでやめてください。
また、暴力があった際は、
あなたが怪我をしないように外に避難して下さい。
これらは、
子どもを「加害者」にしないための配慮です。
子どもが「加害者」になってしまっては、
罪の意識や混乱から、
ますます外に出られなくなってしまいます。
あなたはあなたのやるべきこと(家事や仕事)をし、
子どもとコミュニケーションを取るようにしましょう。
子どもが話をしてくれない場合などは、
挨拶だけでも欠かさずするようにすると、
子どもが話をしたくなったとき、
話をしてくれやすくなります。
小学校低学年など、
小さい子どもが学校に行きたがらない理由は、
「親子分離不安」の可能性が高いです。
これは「親と離れること」自体を不安に感じているので、
この場合は、子どもと親が一緒に登校し、
不安を和らげてあげるのも良いでしょう。
また、友人や担任に家にしてもらい、
親以外の人間を信頼関係を築くことも有効です。
あまり時期にこだわる必要はありません。
不登校の回復とは、
「学校に戻る」ことだけではありません。
社会の一員となることも、
立派な自立です。
「学校に戻る」ということに捕われず、
子どもの成長を喜んで良いでしょう。
学校に行くことだけが人生ではないので、
長い目で見てその子の本当の幸せを
考えられる親になってくださいね。
このサイトでも、不登校の原因として、
3つの要因(親の要因、子どもの要因、環境の要因)
を解説しています。
大きく分けてこの3つですが、
子どもによってはそれ以外の要因も
あるかもしれません。
また3つの要因が重なっている場合もあります。
ただ、原因を追求する必要はありません!
どんな原因であっても、不登校を克服するには、
親であるあなたの支援が必要です。
このサイトでは、
親であるあなたがすべきことを
沢山解説していますので、
それを実践して下さい。
原因は分からずとも、
きっと良い方向に進むでしょう。
次のページは、不登校の親が
共通して持っている2つの特徴
について解説します。
実はこれが原因だったりします!
>>不登校の子供の親の特徴とはのページに進む
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