不登校の子どもを抱える親へ 「長期間、決意や意志を持続させる」
「自分たちで解決する」決意と意志が
子どもを不登校から救います
子どもの不登校の原因を解決するには、
親と子どもが共に成長する必要がありますが、
他力本願ではいけません。
「放任型」の傾向がある親は特に、
「誰かなんとかしてくれないか・・・」と
他人本位です。
親と子ども、共に成長すると志しながら、
子どもが自力で解決するか、
学校の先生や配偶者など、
周りの人間の力を求めているのです。
不登校は親と子どもで
成長し克服するべきですが、
「私が子どもを救う!」
「不登校と戦う!」という親の強い意思がないと、
それは叶いません。
子どもは、心身共に疲れ果てて、
不登校に陥っているのです。
不登校の原因を解決する作業は
親子共同作業ですが、
親が子どもを引っ張り、力を与えるつもりでいないと
不登校は解決しないでしょう。
解決までは長い時間がかかります
人が何かを決意し、
強い意志でそれを継続させることは、
簡単なことではありません。
しかし、不登校を克服するためには、
それが必要です。
多くの親は、
「不登校は長く続かない」
「数ヶ月で解決するのでは」と考えていますが、
それは間違いです。
子どもは不登校の間、
心身を休め、エネルギーを充電しながら、
自分の今までと今後を見つめ直します。
短期間での解決はほぼ不可能です。
1年、2年、もしかしたらもっと
長い時間が掛かるかもしれません。
子どもの状況によって全く異なります!
大変ですが、子どもが不登校の期間は、
「自分たちで解決するんだ!」
「子どもを責任持って守るんだ!」
という決意や強い意志を持ち続けて下さい。
これがうまくいかないと、
子どもの不登校に向き合えず、
不登校が解決しないままに
なってしまいます。
短い時間で結果を出そうとしないで、
長い時間が掛かることも、
覚悟する必要があります。
長期間、決意や意志を持続させるコツは
適度に気分転換をすること。
「15の約束」にも書いてありますが、
外出したり、相談する相手を探して話をしたり
趣味に没頭する時間を作るようにして下さい。
次のページは、
不登校の子どもがいる「働いている親」には
特に注意して欲しいことについて解説します。
親が疲れた顔をしていると、子どもは不安になります!
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