子どもが不登校になったら… 子どもと「距離をとる」@

不登校の子どもを抱える親へ 「子どもの生活に腹がたったら」

不登校の子どもに
イライラをぶつけないための方法

 

 

不登校の子どもを持つ親、
特に「支配型」の親は、
腹が立つことが多いでしょう。

 

 

一日中ゴロゴロしていたり、
部屋に引きこもっていたり、
ゲームをしていたりと、
子どもが好き勝手しているように見えるからです。

 

 

子どもの生活について、
「放任型」の親は口を出していくべきだと
お話しましたので、
そういった場合も声をかけるべきです。

 

叱ると言うよりも、もっとしっかりしないとだめでしょ!

という注意する感じで言うのがおすすめです!

 

ただ、「支配型」の親は、
子どもに口出しをしないことが目標ですので、
このイライラは上手に抑えなければなりません

 

 

また、「放任型」の親についても、
過度にイライラしてしまっては、
不登校の原因を克服するために適しているような
声かけは出来なくなってしまいます。

 

 

今回は、
そのイライラを抑えるための方法を紹介します。

 

イライラを抑えるための方法

子どもに腹を立てて、イライラして、
どうしてもきつくあたってしまいそうになったら
まずその場を離れるようにしてください。

 

 

例えば、掃除や洗濯といった家事を理由にして
子どもから目を背けるのです。

 

 

それでも堪えきれなそうなら、
外出してしまうのをおすすめします。
夕飯の買い物でも、散歩でも、ドライブでも、
うまく友人と会えればお茶でも良いです。

 

 

ひとりで喫茶店などに入り、
好きな本を読んだり、音楽を聞いたりも
とても良い気分転換になります。

 

 

「支配型」の親は、
最初は頻繁に外出することに
なるかもしれませんが、それでも良いのです。

 

 

「イライラしたら、子どもから離れる」ということは、
自分の気分転換にもなりますし、
子どもを怒鳴ったり、
子どもに不機嫌な表情を見せずに済みます。

 

イライラしたら外出し、気分転換をしましょう!

 

子どもにもこんな影響をあたえます

「イライラしたら、子どもから離れる」ことは、
子どもにどんな影響を与えるでしょう。
実は、良い影響が2つもあります。

 

 

まず1つは、
親から怒鳴り散らされたり、
不機嫌な顔をされるのを
回避出来るということです。

 

 

不登校の子どもは、
その不登校の原因から
エネルギー不足になり、
休養している状態です。

 

 

そんな状態の時に、
親の怒鳴り声や不機嫌な表情は、
子どもの精神を疲弊させてしまうのです。

 

 

親が離れることで、それを回避出来るのです。

 

 

そしてもう1つ、
親が子どもの傍を離れたことで、
「親はいい気分ではないかもしれない」と
子どもに感じさせることが出来るのです。

 

直接言わなくても、伝えることができるのです!

 

子どもがそう感じれば、
「なんでだろう」「どうしてだろう」と
自分で考えるようになるでしょう。

 

 

親が黙ってその場から離れたり、
沈黙するということは、
子どもにとっては、
とても怖いことなのですよ。

 

 

如何でしたか?
沈黙」「一旦離れる」ということも、
子育て方法の1つです。

 

 

子どもを一緒に、
不登校の原因を克服するため、
これを習得してみましょう。

 

 

次のページは、
不登校の子どもと距離を取ることについてです。
親はいつも家にいなくても大丈夫なのです。
子どもの心配をしているようで、それは依存かもしれません!

 

 

>>「いつも不登校の子どもの傍にいる必要はない」へ進む

 

スポンサードリンク


>>不登校の原因トップページに戻る

親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「イライラしたら…」関連ページ

親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「不登校の捉え方@」
子どもが不登校に陥ると、親は「親失格だ」と自分を責めたり、配偶者や周りの人から「弱い人間がなるものだ」とレッテルを貼られることがあるでしょう。しかし、本当に不登校は「悪」なのでしょうか?考え方を変えれば、楽になれるかもしれません。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「不登校の捉え方A」
「不登校」を親子で克服し、成長し、やがて子どもが幸せな人生を歩めば、あなたも親として嬉しいはずです。子どもの子育てはまだ途中、「不登校」という問題も一つの通過点でしかありません。子どもの幸せな人生のためにも、親は前向きでいましょう。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「決意や意志を持ち続ける」
不登校を解決するには「不登校を自分たちで解決する!」という強い決意と、それを持続させる強い意志が必要です。不登校を解決するまでには長い時間がかかります。不登校を克服するための心構え、まとめました。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「家族を支える親になる」
仕事や外出から帰る時、疲れた顔をしていませんか?家に入る前に気持ちを切り替えて、明るく元気に帰宅して下さい。親が疲れた顔をしていると、不登校の子どもは「自分のせいだ」と感じ、傷ついてしまうのです。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「ゲームをやめさせない」
不登校の子どもは、ゲームやインターネット、漫画やTVと遊びに没頭します。これは、「不登校に陥った自分」の不安を紛らわせたり、戦ったりする作業なのです。不登校の急性期では特に、注意するのはやめてください。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「昼夜逆転したら」
不登校の子どもは、昼夜逆転の生活をしやすいです。朝や昼間は寝ていて、夜活動する。こういう生活をするのには、理由があります。昼夜逆転生活をする理由と、その対処方法をまとめました。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「適度な外出を心がける」
必要な用事をしに出かける時、気分転換に出かける時、「私がいないと子どもは何か悪いことをするのでは…」「寂しがるのでは…」と考えていませんか。それは大抵のケースで、要らぬ心配なのです。子どもと適度に距離をとる必要性を解説しています。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「スキンシップをとる@」
不登校の子どもに限らず、子どもに愛情を伝える手段としては、「スキンシップ」が有効です。スキンシップは相手に愛情を伝え、心を癒す効果があります。今回は、スキンシップの効果と、その導入方法について解説します。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「スキンシップをとるA」
不登校の子どもの心を癒すのは、親子のスキンシップです。今回はスキンシップの具体例について解説をしました。また、配偶者へのスキンシップも忘れずに。そうすれば、配偶者はあなたに愛情を感じ、子育ての手伝いを積極的にしてくれるようになるでしょう。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「同じ部屋で眠る」
あなたは最近、子どもと同じ部屋で眠っていますか?親と子どもが同じ部屋で眠ると、子どもが本音を語るチャンスが訪れます。そうすれば、不登校の原因や、子どもが今感じていることを垣間見ることが出来るかもしれません。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「褒める@」
子どもを褒めることは自尊心を高める、と以前のページでも解説しましたが、大切なことなのでもう一度まとめました。これは不登校以外でも、問題を抱えた子どもが自立した大人になり、自力で歩くためのカギなのです。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「褒めるA」
子どもを褒めるのが苦手な親は、子どもに求めるハードルが高すぎるのです。ハードルを下げれば、子どもに感謝の気持ちが生まれ、褒め言葉も生まれるでしょう。子どもが「認められた」と感じれば、更に認められるために、良い方向に変化するかもしれません。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「褒めるB」
子どもと一緒に不登校に立ち向かうためには、子どもだけでなく、自分自身も褒める必要があります。自分を褒めれば、自分を認められるようになり、それは子どもと共に戦う力になります。親が「自分を褒めること」について、まとめました。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「親の姿を見せる」
「学校に行きなさい!」「勉強しなくていいの?」「一日中ごろごろして…」そんな風に口うるさく言うだけでは、不登校の子どもの生活は改善されません。もっと効果的に子どもの心を変える指導方法を紹介します。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「気分転換をする」
不登校の子どもを抱えた親は、気持ちが沈み、疲れきってしまいます。そうなってしまっては、不登校を解決するために、長い時間戦い続けることが出来ません。気分転換におすすめの方法を3つ紹介しますので、取り入れてみて下さい。
親が出来る、不登校を克服するための秘訣 「写真を見る、写真を飾る」
子どもが不登校になると、その親は子どもを憎く感じることがあります。不登校の子どもと向き合うのが嫌になる時があります。そうなった時、こんな方法を使えば、心が暖かくなり、また戦う力が湧いてくるかもしれません。
不登校の子どもと、親子の会話を取り戻すきっかけ
子どもが不登校になると、親子の会話が減ります。「急性期」の対応は、「支配型」「放任型」で異なりますので、そのページを参考にして下さい。今回は、「不登校の慢性期」に「支配型」「放任型」共通の、子どもが話しかけてきやすいパターンを紹介します。
「不登校の慢性期」以降に親が気をつけたいこと
不登校の子どもが順調に回復しているように見えると、親はつい油断をしてしまうことがあります。もし油断をして、今までと同じような行いをしてしまったら、子どもはまた「不登校の急性期」に逆戻りです。それをしないためのアドバイス、解説しました。
子どもが不登校を克服するために、母親が出来ること
母親は、家族の「最高責任者」です。家族を幸福へと導くための権限と責任、もしくは子どもを育てる権限と責任があります。子どもが不登校になっても、それは変わりません。「母親」がその職務を全うするということについて、まとめました。
家族の「最高責任者」が、家族を「幸福」に導く方法@
「母親業」でもっとも大切なのは、何だと思いますか?それは、あなたが普段何気なくしていることかもしれません。その作業を、今より一層心を込めてやれば、不登校の子どもの心を癒すことができます。
家族の「最高責任者」が、家族を「幸福」に導く方法A
子どもが不登校になって、「自分は親として何ができるか・・・」そう考え込む母親も多いでしょう。不登校を克服するためにあなたがすべきことは、そんなに難しいことではありません。「心を込めて家事をこなす、愛情深いお母さん」になって下さい。

TOP 不登校3つの原因 【マル秘】不登校解決策 無料メール相談