不登校の子どもを抱える親へ 「肌の触れ合いで伝える愛情②」
不登校を克服するための
5つのスキンシップ
前回のページは、
スキンシップの効果や導入方法について
説明をしました。
今回は不登校の子どもとのスキンシップの
具体例をあげて説明をしていきます。
親子のスキンシップの効果は
不登校の子どもだけに
限られたものではありません。
学校に行っている子どもや
不登校になりはじめの子どもにも
効果があります。
不登校の子どもの親も、そうでない親も、
具体例を参考に実践してみて下さい。
子どもに愛情が伝わり、
子どもは心を癒すことが出来るでしょう。
また、親自身は、
子どもが益々愛おしくなるでしょう。
スキンシップの5つの具体例
①肩を叩く
「おはよう」という挨拶が出来る状態でしたら、
挨拶と一緒にポンと肩を叩くと良いです。
自然なので、子どもも嫌がりにくいです。
②手を添える
短時間でも話が出来る状態でしたら、
話の途中に「頑張ってね」「辛かったね」と言いながら
子どもの手を握ったり、添えると良いです。
③頭を撫でる
人は頭を撫でられると、とても安心します。
親であるあなたも、そんな経験が
あるのではないでしょうか？
これは小さな子どもに特におすすめです。
④マッサージをする
子どもに触れることが自然になって来たら、
「肩こってるわね～」と声を掛けて、
肩を揉むなどのマッサージをすると良いです。
⑤抱きしめる
これは、親も子もスキンシップに慣れ、
親子関係が修復に向かっている場合でないと難しいです。
しかし、ハグは愛情をスキンシップで伝えるのに
一番効果的な方法です。
いずれは子どもを抱きしめることを
目標にすると良いでしょう。
配偶者にもスキンシップを
配偶者にもスキンシップをすることで、
愛情が伝わり、配偶者の愛情も
深めることが出来ます。
そうすれば、
家事や子育てに協力的になることが
期待出来るのです。
不登校を克服するためには、
夫婦のどちらかだけが頑張ってしまうと
疲れきってしまうでしょう。
あなたから配偶者へスキンシップをとることで
家事や子育てに協力するよう、
誘導するのです。
例えば、「いってらっしゃい」とちゃんと声をかけ、
鞄を持っていくところから始める。
そして、ネクタイを直したり、
肩を叩いたりでも良いです。
ハグやキスをして送り出せる頃には、
配偶者も積極的に協力してくれるようになるでしょう。
次のページは、スキンシップとは異なる、
親と子どもの距離を縮めるための方法を紹介します。
親と子どもが同じ部屋で眠る効果、あなたは想像出来ますか？
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