「支配型」の親@ 指示や命令をしない、注意をしない
あなたが指示・命令・注意をやめれば、
不登校克服に近付きます
「支配型」の親がするべきこと、
「15の約束」、その@です。
子どもの不登校を克服するために、
以下のことを約束して下さい。
あなたの、指示・命令・注意が、
不登校の原因になっている
可能性があります。
この原因を解決しないと、
不登校を克服することは出来ないのです。
指示・命令・注意をしない
「あれをやりなさい、これをやりなさい」
という指示・命令をしないこと。
また、「あれはするな、これはするな」
という注意をしないことです。
「支配型」の親は、
学校に行くのを嫌がる子どもを
「学校に行きなさい!」
「泣いていてはだめ!」
と注意したり、命令して、
無理矢理学校に行かせようとします。
子どもは、指示や命令には反発します。
何故なら、
それは親であるあなたの思い通りに
しなければならなくなるからです。
指示・命令・注意をやめると・・・
不登校の子どもに対し、
指示や命令、注意をしなくなると、
子どもは好き勝手するようになります。
インターネットに没頭したり、
昼まで寝ていたり、
自分の思うように生活するでしょう。
ですが、急性期や慢性期の時期は、
それでいいのです。
のんびりさせてあげて下さい。
親としては、
好き勝手に生活する子どもに腹が立つでしょう。
このままどんどん悪い方向に向かうのでは、
と不安になることもあるでしょう。
それも最初だけです。
暫く続けると、気にならなくなりますし、
悪くなってもいいか、と開き直るのも良いです。
今まで、指示・命令・注意を続けていた親が、
それを辞めることに意味があります。
今までと逆のことをすれば、改善に向かいます。
指示・命令・注意をやめられずにいると・・・
これが上手く出来ずに、
指示や命令、注意が続くと、
その復讐として、子どもが暴力を振るったり、
暴言を言ったり、家の物を壊すようになります。
子どもが親に対して何かするのは、
子どもから親への仕返しだと思って下さい。
また、注意しなければならないのが、
「提案」も指示・命令と同じ意味を持つということです。
子どもが自分の意思で
選択することが出来ない時の
親からの提案は、子どもにとっては
指示や命令を同じに聞こえます。
「支配型」の親は
親からの提案がないと子どもは何もできない
と思いがちですが、それは違います。
子どもに考えさせる時間を十分に作ってください。
注意をすることは逆効果!
いかがでしたか?子どものためを思い、指示・命令・注意をすることもあるでしょう。
ですが、不登校の急性期、
慢性期の子どもにとって、これは逆効果です。
時にはほったらかすことも大切なのです!
不登校の原因が親である場合は勿論、
原因は別にあったとしても、
「支配型」の親は、不登校を克服するために
指示・命令・注意はしない。
これが1つめの約束です。
次のページは、15の約束そのAをお話します。
子どもが不登校になった時、
親はやってしまいがちです。
子どもが心を休めるために、不登校を責めてはいけないのです!
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「支配型」の親、15の約束 その@「指示・命令・注意をしない」関連ページ
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