不登校を克服する「15の約束」D 支配型の親編

「支配型」の親D 暴言は心の苦しみだと理解する

不登校の子どもの暴言の原因と
対処方法 「支配型」編

 

 

「くそばばあ!」
「いちいち口出しすんじゃねえよ!」

 

 

不登校の子どもの暴言に、
「支配型」の親は言い返してはいけません
ぐっと耐える必要があります。

 

不登校の原因は自分にあることを思い出そう!

何故ならば、
不登校の子どもの暴言は、
苦しみの表現や親への復讐だからです。

 

 

「支配型」の親は今まで、
指示や命令などによって
知らず知らずのうちに、
子どもをコントロールしてしまっていたのです。

 

 

子どもはコンロトールされていたことに、
恐怖や苦しみを感じていて、
今までは表現出来なかった。

 

 

それを親にわかって欲しくて、
暴言という極端な方法を取っているのです。

 

うまく表現できないだけなのです!

 

暴言に言い返せばさらに酷くなるでしょう。
「支配型」の親はまず、
暴言を吐いてしまう程の
心の苦しみを理解する必要があります。

 

暴言は、「苦しみの訴え」

暴言は、苦しみの表現であり、
親への復讐でもあり、
親は自分を受け入れてくれるかという
試し行動でもあります。

 

 

だからといって、
「しんじまえ!」
などの酷い暴言そのものを受け入れ、
親が命を絶つ必要は勿論ありません

 

 

ただ、そんな酷い言葉を吐かせるほど、
子どもを追い詰め、苦しみを与えてしまったことは、
親としてしっかり受け止めて下さい。

 

これらを乗り越えたとき、不登校は解決するのです!

 

暴言を誘発する「何か」を探る

暴言の原因(「支配型」の親の場合)は、
「今まで親からコントロールされてきた
苦しみの表現や復讐」です。

 

 

それと同時に、
暴言を誘発する「何か」が、
それらが起きる前にあったのです。

 

 

とても些細な親の言動だったり、
とても些細な兄弟喧嘩だったりします。
直前や、中には数時間あとになって、
暴言になります。

 

 

つまり、それらを誘発する「何か」を探し、
子どもを興奮させないようにすることが、
予防対策となります。

 

子どもの暴言の裏には必ず伝えたいことがある

 

「支配型」の親の、暴言の対処方法

暴言の意味そのものからは逃げて良いが、
子どもの苦しみや怒りを受け入れ、理解すること。
暴言を誘発する「何か」を察知し、
親が地雷を踏まないようにすること。

 

 

「支配型」の親は、
このように対処をして行ってください。

 

 

正しく対処し、子どもの苦しみを理解する。
また、暴言を誘発する「何か」を予防する。
それが、不登校の克服にも繋がります。

 

 

不登校の原因を解決しないと、
不登校が解決しないように、
暴言の原因を理解しないと、
暴言を解決(やめさせること)は出来ない
のです。

 

 

子どもの心が落ち着き、
「苦しい気持ちに気づいてくれた」と感じれば、
暴言は少なくなっていきます。

 

 

次のページは、「支配型」の親の15の約束そのEです。
暴力への対処方法等を説明します。
「心は寄り添い、体は逃げる」、これが暴力への対処方法です!

 

 

>>「支配型」の親がすべき「15の約束」そのEへ進む

 

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