不登校を克服する「15の約束」J 支配型の親編

「支配型」の親J 「家事を強要」しない、「家事をする姿」を見せる

「警告」不登校の子どもに、
家事を強要してはいけません

 

 

不登校の子どもは、
家からあまり出ない子が多いです。

 

 

「支配型」の親は、不登校の子どもに、
「いつも家にいるんだから手伝ってよ」
と家事を要求することがあります。

 

子どもに家事を手伝わせるのは愚の骨頂

不登校の子どもは
親からこのような要求があると大抵は
反抗し、手伝いません。

 

 

不登校の原因がどんな原因であっても、
言えることがあります。

 

 

それはエネルギー切れになった子どもが、
学校に戻ったり、再び生きていく力を蓄えるための
「休養」が「不登校」なのです。

 

 

そんな時に家事を手伝うことを要求しても、
反抗するのは当たり前です。

 

むしろどんどん疲れて不登校は悪化していきます!

 

あなたも体調が悪く休養している時に、
「ああして」「こうして」と指図されては
ゆっくり休めませんよね?
それと同じです。

 

子どもは親をよく観察しています

また、子どもというのは
親が思う以上に、親の様子を観察しています。

 

 

「いつも家にいるんだから手伝ってよ」というのは、
「あなたは学校に行かず家にいて暇だけど
親は忙しい。大変だ。」と同じ意味です。

 

 

親が意図してそう言っているわけではなくても、
無自覚でそういう台詞を言ってしまっていて、
子どもにとってはそう聞こえ、そう感じるのです。

 

 

そんな風に言われては、
「休養中」の子どもは反抗します。

 

 

無理矢理手伝ったとしても、
それは不登校の原因を
解決することにはなりません。

 

子どもが反抗するのは当たり前ですよね

 

「休養中」は指示・命令・指図をせず、
子どもをゆっくり休ませなければなりません。

 

家事をしている母親の姿を子どもに見せる

例えば、このサイトを
読んでいるあなたが女性なら、
不登校の子どもの心に一石投じられる、
あなたがすべきことは「家事」です。

 

 

家事をする母親を見て、
憎く思う子どもはいません。
むしろ、母親が一生懸命家事をしている姿は、
子どもはとても好感を持ちます。

 

 

これは、「役割」を教える為でもあります。
母親は母親らしく家事をする、
父親が父親らしく仕事をする。

 

 

この役割を子どもに見せることで、
子どもは自分の役割を徐々に考え出します。

 

 

主夫の家庭や、家事を分担している家庭なら、
その家庭にあった
「母親らしさ」「父親らしさ」の姿を
子どもに見せてあげて下さい。

 

こういった賢明な姿が、不登校を解決する一番のポイントです!

 

そうしているうちに、ある日突然、
子どもが家事を手伝ってくれるようになります。
それは「家族のために、家事を一生懸命やる母
を上手く見せることが出来たのです。

 

 

子どもに積極的に
家事を手伝わせる方法はありませんが、

 

 

下心なく「母親らしい姿を見せる」ことが、
子どもには好感があり、手伝うきっかけを与え、
子どもが自分の役割を考える機会となるのです。

 

 

次のページは、
「支配型」の親の15の約束そのKです。
親が思うとおりに子どもが動いてくれず、
悩んでいませんか?

 

 

子どもの思ったとおりにやらせることが、不登校を克服します!

 

 

>>「支配型」の親の「15の約束」そのKへ進む

 

スポンサードリンク


>>不登校の原因トップページに戻る

「支配型」の親、15の約束 そのJ「家事を強要しない」関連ページ

「支配型」の親、15の約束 その@「指示・命令・注意をしない」
子どもが不登校になりそうになったら、なってしまったら、「支配型」の親は、指示・命令・注意をしないこと。今までの親子コミュニケーション(指示・命令・注意)に、子どもはエネルギー切れの状態なのです。
「支配型」の親、15の約束 そのA「問わない、責めない」
子どもが不登校になったとき、親が子どもにやってしまいがちなのが、不登校の原因や理由を問うことです。急性期、慢性期にこれをしてしまうと、子どもは「責められた」と感じ、まずまず回復が難しくなってしまいます。
「支配型」の親、15の約束 そのB「過保護にならない」
子どもが間違わないように、困らないように、という気持ちは親心ですが、それに偏りすぎると「過保護」です。「過保護」は子どもが意思・主張を行う機会を奪ってしまうのです。不登校を克服し子どもの成長を願うなら、「過保護」になることはやめましょう。
「支配型」の親、15の約束 そのC「一言だけの声かけ」
不登校を克服するには、子どもが十分に心を休め、エネルギーを蓄える必要があります。その為に「支配型」の親は、子どもへの口うるさく指示や命令をやめて、一言だけのコミュニケーションを取るようにしましょう。そうすると子どもには心境の変化が訪れます。
「支配型」の親、15の約束 そのD「暴言は言い返さない」
不登校の子どもが暴言を吐く理由は何でしょう?またその対処方法は?「支配型」の親は、今まで子どもを知らず知らずのうちにコントロールしようとしてきました。子どもの苦しみを理解することが、暴言を解決することになるでしょう。
「支配型」の親、15の約束 そのE「過度の暴力からは逃げる」
不登校の子どもの暴力の原因と基本対策は、暴言とほぼ同じです。但し、大怪我をしそうな暴力の場合は、特別な対処をしなければなりません。「心は寄り添い、体は逃げる」ことについて、解説しました。
「支配型」の親、15の約束 そのF「子どものご機嫌伺いをしない」
不登校の子どもの親は、子どもの機嫌を取ろうとする傾向があります。それは、機嫌が良くなって、親の印象が良くなって、「親の言うとおり学校に行かせよう」と無意識に考えているからです。それを自覚し、機嫌を取るのをやめましょう。
「支配型」の親、15の約束 そのG「要求を聴き、調べ、一緒に考える」
不登校の子どもは「あれ買って!」「これ買って!」と頻繁に要求します。この要求(とくに高額な要求)は、その「物」が欲しいのではなく、親の気持ちを試そうとしているのです。子どもの要求はよく聴き、よく調べ、必要かどうか一緒に考えましょう。
「支配型」の親、15の約束 そのH「兄弟喧嘩は仲裁しない」
不登校の子どもに兄弟姉妹がいた場合、兄弟喧嘩をすることが多いです。この時に親は、仲裁をしたり、ましてやどちらかの味方になってはいけません。大怪我しそうにエスカレートした場合、間に入れば良いのです。兄弟喧嘩の正しい対処方法、解説しました。
「支配型」の親、15の約束 そのI「愚痴や嫌味を言わない」
不登校の子どもを持つ親は、苦労が多いと思います。しかし、不登校の子ども本人や配偶者に愚痴や嫌味を言うのはやめてください。子どもは親の様子や態度、言葉に非常に敏感です。あなたが原因で、不登校を悪化させないで下さい。
「支配型」の親、15の約束 そのK「期待通りに子どもを操作しない」
不登校の慢性期以降、子どもの行動に変化が訪れます。「支配型」の親は、次はこう、その次はこう、と順調な回復を期待しますが、子どもは親の期待通りにはなりません。この時期は子どもの選択に任せ、見守ることが重要です。
「支配型」の親、15の約束 そのL「話を聴くことに専念する」
「支配型」の親に足りないのは、子どもの話を「聴く」姿勢。親として、子どもに助言したいことはたくさんあると思いますが、それは子どもから求められた時だけにして下さい。子どもの話をじっくり「聴く」、そうすれば子どもは本音を話すようになるでしょう。
「支配型」の親、15の約束 そのM「発言する時はこの2つを守る」
子どもから意見を聞かれたとき、親が注意すべきことを2つ紹介します。子どもの話を「聴く」、親が発言するときは、主語を入れ、理解・共感の言葉を入れ、ワンフレーズで。親子の会話がじっくり出来れば、不登校を克服する手助けになります。
「支配型」の親、15の約束 そのN「子どもを褒める」
「支配型」の親の「15の約束」、最後は「子どもを褒めること」です。「支配型」の親に育てられた不登校の子どもは、叱られることで傷つき自己評価を下げ、エネルギー切れになっているのです。褒めるためのポイントを解説しました。
「支配型」の親、15の約束 番外編「自分を責めない」
「支配型」の親が「15の約束」を守るために必要なのは、心を明るく前向きに保つこと。子どもが不登校になったことで、自分を責めていませんか?不登校は人生の通過点です。不登校を克服して、子育てを大成功させましょう。
不登校体験談 -支配型の親- 前編
「親は子どもに口出しするのが教育であり、躾けである」・・・支配型の親がよく考えることです。不登校の子どもに接する時、必ずしもそれが正しいとは限りません。「支配型の親」が子どもの不登校を克服した体験談を紹介します。
不登校体験談 -支配型の親- 後編
体験談の後編です。指示や命令をやめれば、子どもは自分自身で考え始めます。また、親が指図しないと思えば、子どもは親に声をかけやすくなります。そうすれば、家族仲も修復出来ますし、いずれは不登校を克服する。Aさんはこうして、克服しました。
不登校体験談から学ぶ、支配型の親が子どもを見守る秘訣
体験談でも出てきた通り、「支配型の親」は、指示や命令をしないことに大変な苦労をします。今回は「15の約束」を守るための秘訣を紹介します。親は、「指示や命令しないと、子どもが間違ってしまう」と考えがちですが、その必要はないのです。

TOP 不登校3つの原因 【マル秘】不登校解決策 無料メール相談