「支配型」の親J 「家事を強要」しない、「家事をする姿」を見せる
「警告」不登校の子どもに、
家事を強要してはいけません
不登校の子どもは、
家からあまり出ない子が多いです。
「支配型」の親は、不登校の子どもに、
「いつも家にいるんだから手伝ってよ」
と家事を要求することがあります。
子どもに家事を手伝わせるのは愚の骨頂
不登校の子どもは
親からこのような要求があると大抵は
反抗し、手伝いません。
不登校の原因がどんな原因であっても、
言えることがあります。
それはエネルギー切れになった子どもが、
学校に戻ったり、再び生きていく力を蓄えるための
「休養」が「不登校」なのです。
そんな時に家事を手伝うことを要求しても、
反抗するのは当たり前です。
あなたも体調が悪く休養している時に、
「ああして」「こうして」と指図されては
ゆっくり休めませんよね?
それと同じです。
子どもは親をよく観察しています
また、子どもというのは
親が思う以上に、親の様子を観察しています。
「いつも家にいるんだから手伝ってよ」というのは、
「あなたは学校に行かず家にいて暇だけど
親は忙しい。大変だ。」と同じ意味です。
親が意図してそう言っているわけではなくても、
無自覚でそういう台詞を言ってしまっていて、
子どもにとってはそう聞こえ、そう感じるのです。
そんな風に言われては、
「休養中」の子どもは反抗します。
無理矢理手伝ったとしても、
それは不登校の原因を
解決することにはなりません。
「休養中」は指示・命令・指図をせず、
子どもをゆっくり休ませなければなりません。
家事をしている母親の姿を子どもに見せる
例えば、このサイトを
読んでいるあなたが女性なら、
不登校の子どもの心に一石投じられる、
あなたがすべきことは「家事」です。
家事をする母親を見て、
憎く思う子どもはいません。
むしろ、母親が一生懸命家事をしている姿は、
子どもはとても好感を持ちます。
これは、「役割」を教える為でもあります。
母親は母親らしく家事をする、
父親が父親らしく仕事をする。
この役割を子どもに見せることで、
子どもは自分の役割を徐々に考え出します。
主夫の家庭や、家事を分担している家庭なら、
その家庭にあった
「母親らしさ」「父親らしさ」の姿を
子どもに見せてあげて下さい。
そうしているうちに、ある日突然、
子どもが家事を手伝ってくれるようになります。
それは「家族のために、家事を一生懸命やる母」
を上手く見せることが出来たのです。
子どもに積極的に
家事を手伝わせる方法はありませんが、
下心なく「母親らしい姿を見せる」ことが、
子どもには好感があり、手伝うきっかけを与え、
子どもが自分の役割を考える機会となるのです。
次のページは、
「支配型」の親の15の約束そのKです。
親が思うとおりに子どもが動いてくれず、
悩んでいませんか?
子どもの思ったとおりにやらせることが、不登校を克服します!
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