不登校を克服する「15の約束」N 支配型の親編

「支配型」の親N 「褒める」ことは、子どもの「自己評価」を上げる

あなたが褒めれば、
子どもは不登校から回復できます

 

 

「支配型」の親は、
子どもを褒めることが苦手です。

 

 

しかし、「支配型」の親に育てられた子どもが
不登校から回復するためには、
褒めることが必要不可欠なのです。

 

 

親は子どもから褒められれば嬉しくなります。
褒められれば、子ども自身も「よくやった」と思え、
自己評価が上がるのです。

 

 

不登校からの回復とは、
学校に戻ることや仕事に就くなどですが、
そうなるためには「自己評価」が重要なのです。

 

不登校の解決には、気持ちの変化が最も大切なのです!

 

何故なら、自己評価が上がれば、
子どもが自分の足で、
自分の人生を歩むことが出来る力が湧くのです。

 

 

「自分の足で、自分の人生を歩む」、
その結果が学校に行くことや仕事に就くこと。
そう考えて下さい。

 

褒められなかったことが不登校の原因

親から褒められれば、子どもは嬉しいです。
また、褒められることが、
自己評価を上げる手助けになります。

 

 

しかし、「支配型」の親に育てされた子どもは、
褒められることがほとんどなく、
逆に叱られてきたのです。

 

 

「支配型」の親は、
良いところは気付かず、悪いところは目に付き、
叱るばかりの傾向が強いです。

 

 

その結果、子どもは傷つき自己評価が下がる。
そしてエネルギー切れになり、
自分自身の足で歩けない状態になっている。

 

 

これが「不登校」です。
つまり、親が子どもを
あまり褒めて来なかったことが、
不登校の原因なのです。

 

人間はみんな他人から認められることで自尊心を保てるわけです!

 

そこから回復するには、
子どもを褒めて、
自己評価を上げるしかありません。

 

褒めるハードルを下げること

褒めることが苦手な親で、
子どもがまるで駄目であることは少ないです。

 

 

何故褒めるのが苦手なのかというと、
親が子どもに求めているハードルが高いのです。
褒めるためには、
このハードルを下げる必要があります。

 

 

100点で褒めるのではなく80点で。
80点で褒めるのではなく60点で。
そうやって、ハードルを下げると褒めやすくなります。

 

些細なことでもいいので褒めてみましょう

 

また、褒めることとは、
子どもの行動を讃えると同時に
感謝の気持ちでもあります。

 

 

今日はみんなと一緒に食事が出来た。
親と会話が出来た。手伝いをしてくれた。
今度のことを考えていた。
子どもなりに一生懸命生きてくれた。

 

 

普通に生活しているだけでも、
褒められること、感謝できることは
たくさんあります。

 

 

たくさん褒めて、たくさん感謝して下さい。
そうすれば、子どもは自信を取り戻し
自分自身の力で人生を
歩むことが出来るでしょう。

 

 

次のページは、
「支配型」の親が「15の約束」を守るための
アドバイスです。こんな風に思っていませんか?
不登校は子育ての失敗ではありません、自分を褒めて下さい!

 

 

>>「支配型」の親が「15の約束」を守るためにへ進む

 

スポンサードリンク


>>不登校の原因トップページに戻る

「支配型」の親、15の約束 そのN「子どもを褒める」関連ページ

「支配型」の親、15の約束 その@「指示・命令・注意をしない」
子どもが不登校になりそうになったら、なってしまったら、「支配型」の親は、指示・命令・注意をしないこと。今までの親子コミュニケーション(指示・命令・注意)に、子どもはエネルギー切れの状態なのです。
「支配型」の親、15の約束 そのA「問わない、責めない」
子どもが不登校になったとき、親が子どもにやってしまいがちなのが、不登校の原因や理由を問うことです。急性期、慢性期にこれをしてしまうと、子どもは「責められた」と感じ、まずまず回復が難しくなってしまいます。
「支配型」の親、15の約束 そのB「過保護にならない」
子どもが間違わないように、困らないように、という気持ちは親心ですが、それに偏りすぎると「過保護」です。「過保護」は子どもが意思・主張を行う機会を奪ってしまうのです。不登校を克服し子どもの成長を願うなら、「過保護」になることはやめましょう。
「支配型」の親、15の約束 そのC「一言だけの声かけ」
不登校を克服するには、子どもが十分に心を休め、エネルギーを蓄える必要があります。その為に「支配型」の親は、子どもへの口うるさく指示や命令をやめて、一言だけのコミュニケーションを取るようにしましょう。そうすると子どもには心境の変化が訪れます。
「支配型」の親、15の約束 そのD「暴言は言い返さない」
不登校の子どもが暴言を吐く理由は何でしょう?またその対処方法は?「支配型」の親は、今まで子どもを知らず知らずのうちにコントロールしようとしてきました。子どもの苦しみを理解することが、暴言を解決することになるでしょう。
「支配型」の親、15の約束 そのE「過度の暴力からは逃げる」
不登校の子どもの暴力の原因と基本対策は、暴言とほぼ同じです。但し、大怪我をしそうな暴力の場合は、特別な対処をしなければなりません。「心は寄り添い、体は逃げる」ことについて、解説しました。
「支配型」の親、15の約束 そのF「子どものご機嫌伺いをしない」
不登校の子どもの親は、子どもの機嫌を取ろうとする傾向があります。それは、機嫌が良くなって、親の印象が良くなって、「親の言うとおり学校に行かせよう」と無意識に考えているからです。それを自覚し、機嫌を取るのをやめましょう。
「支配型」の親、15の約束 そのG「要求を聴き、調べ、一緒に考える」
不登校の子どもは「あれ買って!」「これ買って!」と頻繁に要求します。この要求(とくに高額な要求)は、その「物」が欲しいのではなく、親の気持ちを試そうとしているのです。子どもの要求はよく聴き、よく調べ、必要かどうか一緒に考えましょう。
「支配型」の親、15の約束 そのH「兄弟喧嘩は仲裁しない」
不登校の子どもに兄弟姉妹がいた場合、兄弟喧嘩をすることが多いです。この時に親は、仲裁をしたり、ましてやどちらかの味方になってはいけません。大怪我しそうにエスカレートした場合、間に入れば良いのです。兄弟喧嘩の正しい対処方法、解説しました。
「支配型」の親、15の約束 そのI「愚痴や嫌味を言わない」
不登校の子どもを持つ親は、苦労が多いと思います。しかし、不登校の子ども本人や配偶者に愚痴や嫌味を言うのはやめてください。子どもは親の様子や態度、言葉に非常に敏感です。あなたが原因で、不登校を悪化させないで下さい。
「支配型」の親、15の約束 そのJ「家事を強要しない」
不登校の子どもは家にいる時間が長いです。「支配型の親」の家事を担当する親は、つい「子どもに家事を手伝う」ように言いがちですが、これは子どもが反抗するだけです。家事を手伝って欲しいなら、黙々と家事をする姿を見せる方が効果的です。
「支配型」の親、15の約束 そのK「期待通りに子どもを操作しない」
不登校の慢性期以降、子どもの行動に変化が訪れます。「支配型」の親は、次はこう、その次はこう、と順調な回復を期待しますが、子どもは親の期待通りにはなりません。この時期は子どもの選択に任せ、見守ることが重要です。
「支配型」の親、15の約束 そのL「話を聴くことに専念する」
「支配型」の親に足りないのは、子どもの話を「聴く」姿勢。親として、子どもに助言したいことはたくさんあると思いますが、それは子どもから求められた時だけにして下さい。子どもの話をじっくり「聴く」、そうすれば子どもは本音を話すようになるでしょう。
「支配型」の親、15の約束 そのM「発言する時はこの2つを守る」
子どもから意見を聞かれたとき、親が注意すべきことを2つ紹介します。子どもの話を「聴く」、親が発言するときは、主語を入れ、理解・共感の言葉を入れ、ワンフレーズで。親子の会話がじっくり出来れば、不登校を克服する手助けになります。
「支配型」の親、15の約束 番外編「自分を責めない」
「支配型」の親が「15の約束」を守るために必要なのは、心を明るく前向きに保つこと。子どもが不登校になったことで、自分を責めていませんか?不登校は人生の通過点です。不登校を克服して、子育てを大成功させましょう。
不登校体験談 -支配型の親- 前編
「親は子どもに口出しするのが教育であり、躾けである」・・・支配型の親がよく考えることです。不登校の子どもに接する時、必ずしもそれが正しいとは限りません。「支配型の親」が子どもの不登校を克服した体験談を紹介します。
不登校体験談 -支配型の親- 後編
体験談の後編です。指示や命令をやめれば、子どもは自分自身で考え始めます。また、親が指図しないと思えば、子どもは親に声をかけやすくなります。そうすれば、家族仲も修復出来ますし、いずれは不登校を克服する。Aさんはこうして、克服しました。
不登校体験談から学ぶ、支配型の親が子どもを見守る秘訣
体験談でも出てきた通り、「支配型の親」は、指示や命令をしないことに大変な苦労をします。今回は「15の約束」を守るための秘訣を紹介します。親は、「指示や命令しないと、子どもが間違ってしまう」と考えがちですが、その必要はないのです。

TOP 不登校3つの原因 【マル秘】不登校解決策 無料メール相談