不登校を克服する「15の約束」H 支配型の親編

「支配型」の親H 不登校の子どもの兄弟喧嘩は「仲裁しない」

不登校の子どもの兄弟喧嘩、
つい仲裁していませんか?

 

 

不登校の子どもがいる家庭では、
兄弟喧嘩が頻繁に起こります。

 

 

ちょっとしたことがきっかけで、
不登校の子どもが
他の兄弟にちょっかいを出したり、
またその逆のもあり得ます。

 

 

あなたはその時、どんな対応をしていますか?

 

兄弟げんかを仲裁するのが不登校の原因

不登校の子どもが兄弟喧嘩をした時、
仲裁をしたり、
どちらかを庇ったりしてはいけないのです。

 

 

不登校克服のために、
どうして兄弟喧嘩の対処方法まで覚えるの?
そう感じる親も多いと思います。

 

 

兄弟がいる不登校の子どもは、
兄弟との仲や、兄弟喧嘩の際の親の態度も、
不登校の原因になっている可能性が
あるからです。

 

 

普段の兄弟関係や、
喧嘩した時の親の対応を、
一度見直してみましょう。

 

兄弟喧嘩は仲裁しない

不登校の子どもを含めた
兄弟喧嘩が始まった場合、
仲裁に入らないようにして下さい。

 

 

不登校の子どもは、
親がどちらに味方をするのか見ています。
例え、不登校の子どもが長子の場合でも、
下の子を庇うようなことはしないで下さい。

 

 

親はつい下の子を庇い、
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだからやめなさい!」
と下の子の味方をしがちです。

 

 

喧嘩をしている兄弟も、
それは分かっているのです。
(だから下の子が親を呼ぶことが多いのです)
不登校の子どもは、兄弟喧嘩をした時に、
どちらに味方するか、改めて観察します。

 

兄弟喧嘩も親を試すためにしているわけです!

 

どちらの見方をしても良い結果が得られない

もし、不登校の子どもでない子の
味方をした場合、
その行動は更に過激になります。

 

 

だからといって、
不登校の子どもを無条件に庇うのは、
別の子どもが理不尽に感じるかもしれません。

 

 

また、「何をしても親は味方してくれる!」
と思わせると、
喧嘩の頻度はますます増えるでしょう。

 

 

なので、
兄弟喧嘩は仲裁をしない方が良いです。

 

 

正しい方に味方をし、
悪い方を叱りつける、というのは
不登校の子どもにとって、正解ではないのです。

 

 

不登校の原因や一因になっている可能性がある
兄弟喧嘩の仲裁をやめれば、
不登校の子どもに変化があるかもしれません

 

あなたは兄弟喧嘩に仲裁していませんか?

 

大怪我をしそうな場合は、間に入る

但し、喧嘩がエスカレートし、
大怪我をする危険がある時は、
仲裁した方が良いでしょう。

 

 

仲裁をしないと言っても、
その場を離れてしまうと危険が察知出来ません。
喧嘩の様子を観察出来る程度に離れ、
家事をしているのが自然かもしれませんね。

 

 

また、間に入るときも、
その場で叱りつけてしまっては、
子どもは混乱してしまいます。
叱るのはその場が収まったあと
良いでしょう。

 

 

次のページは、
「支配型」の親の15の約束そのIです。
不登校の子どもに対応していくうちに、
愚痴や嫌味が増える親がいますが、
それもやめてください。

 

 

愚痴や嫌味は、不登校を悪化させてしまいますよ!

 

 

>>「支配型」の親がすべき「15の約束」そのIへ進む

 

>>たった1ヶ月で不登校が解決した方法のページに進む

スポンサードリンク


>>不登校の原因トップページに戻る

「支配型」の親、15の約束 そのH「兄弟喧嘩は仲裁しない」関連ページ

「支配型」の親、15の約束 その@「指示・命令・注意をしない」
子どもが不登校になりそうになったら、なってしまったら、「支配型」の親は、指示・命令・注意をしないこと。今までの親子コミュニケーション(指示・命令・注意)に、子どもはエネルギー切れの状態なのです。
「支配型」の親、15の約束 そのA「問わない、責めない」
子どもが不登校になったとき、親が子どもにやってしまいがちなのが、不登校の原因や理由を問うことです。急性期、慢性期にこれをしてしまうと、子どもは「責められた」と感じ、まずまず回復が難しくなってしまいます。
「支配型」の親、15の約束 そのB「過保護にならない」
子どもが間違わないように、困らないように、という気持ちは親心ですが、それに偏りすぎると「過保護」です。「過保護」は子どもが意思・主張を行う機会を奪ってしまうのです。不登校を克服し子どもの成長を願うなら、「過保護」になることはやめましょう。
「支配型」の親、15の約束 そのC「一言だけの声かけ」
不登校を克服するには、子どもが十分に心を休め、エネルギーを蓄える必要があります。その為に「支配型」の親は、子どもへの口うるさく指示や命令をやめて、一言だけのコミュニケーションを取るようにしましょう。そうすると子どもには心境の変化が訪れます。
「支配型」の親、15の約束 そのD「暴言は言い返さない」
不登校の子どもが暴言を吐く理由は何でしょう?またその対処方法は?「支配型」の親は、今まで子どもを知らず知らずのうちにコントロールしようとしてきました。子どもの苦しみを理解することが、暴言を解決することになるでしょう。
「支配型」の親、15の約束 そのE「過度の暴力からは逃げる」
不登校の子どもの暴力の原因と基本対策は、暴言とほぼ同じです。但し、大怪我をしそうな暴力の場合は、特別な対処をしなければなりません。「心は寄り添い、体は逃げる」ことについて、解説しました。
「支配型」の親、15の約束 そのF「子どものご機嫌伺いをしない」
不登校の子どもの親は、子どもの機嫌を取ろうとする傾向があります。それは、機嫌が良くなって、親の印象が良くなって、「親の言うとおり学校に行かせよう」と無意識に考えているからです。それを自覚し、機嫌を取るのをやめましょう。
「支配型」の親、15の約束 そのG「要求を聴き、調べ、一緒に考える」
不登校の子どもは「あれ買って!」「これ買って!」と頻繁に要求します。この要求(とくに高額な要求)は、その「物」が欲しいのではなく、親の気持ちを試そうとしているのです。子どもの要求はよく聴き、よく調べ、必要かどうか一緒に考えましょう。
「支配型」の親、15の約束 そのI「愚痴や嫌味を言わない」
不登校の子どもを持つ親は、苦労が多いと思います。しかし、不登校の子ども本人や配偶者に愚痴や嫌味を言うのはやめてください。子どもは親の様子や態度、言葉に非常に敏感です。あなたが原因で、不登校を悪化させないで下さい。
「支配型」の親、15の約束 そのJ「家事を強要しない」
不登校の子どもは家にいる時間が長いです。「支配型の親」の家事を担当する親は、つい「子どもに家事を手伝う」ように言いがちですが、これは子どもが反抗するだけです。家事を手伝って欲しいなら、黙々と家事をする姿を見せる方が効果的です。
「支配型」の親、15の約束 そのK「期待通りに子どもを操作しない」
不登校の慢性期以降、子どもの行動に変化が訪れます。「支配型」の親は、次はこう、その次はこう、と順調な回復を期待しますが、子どもは親の期待通りにはなりません。この時期は子どもの選択に任せ、見守ることが重要です。
「支配型」の親、15の約束 そのL「話を聴くことに専念する」
「支配型」の親に足りないのは、子どもの話を「聴く」姿勢。親として、子どもに助言したいことはたくさんあると思いますが、それは子どもから求められた時だけにして下さい。子どもの話をじっくり「聴く」、そうすれば子どもは本音を話すようになるでしょう。
「支配型」の親、15の約束 そのM「発言する時はこの2つを守る」
子どもから意見を聞かれたとき、親が注意すべきことを2つ紹介します。子どもの話を「聴く」、親が発言するときは、主語を入れ、理解・共感の言葉を入れ、ワンフレーズで。親子の会話がじっくり出来れば、不登校を克服する手助けになります。
「支配型」の親、15の約束 そのN「子どもを褒める」
「支配型」の親の「15の約束」、最後は「子どもを褒めること」です。「支配型」の親に育てられた不登校の子どもは、叱られることで傷つき自己評価を下げ、エネルギー切れになっているのです。褒めるためのポイントを解説しました。
「支配型」の親、15の約束 番外編「自分を責めない」
「支配型」の親が「15の約束」を守るために必要なのは、心を明るく前向きに保つこと。子どもが不登校になったことで、自分を責めていませんか?不登校は人生の通過点です。不登校を克服して、子育てを大成功させましょう。
不登校体験談 -支配型の親- 前編
「親は子どもに口出しするのが教育であり、躾けである」・・・支配型の親がよく考えることです。不登校の子どもに接する時、必ずしもそれが正しいとは限りません。「支配型の親」が子どもの不登校を克服した体験談を紹介します。
不登校体験談 -支配型の親- 後編
体験談の後編です。指示や命令をやめれば、子どもは自分自身で考え始めます。また、親が指図しないと思えば、子どもは親に声をかけやすくなります。そうすれば、家族仲も修復出来ますし、いずれは不登校を克服する。Aさんはこうして、克服しました。
不登校体験談から学ぶ、支配型の親が子どもを見守る秘訣
体験談でも出てきた通り、「支配型の親」は、指示や命令をしないことに大変な苦労をします。今回は「15の約束」を守るための秘訣を紹介します。親は、「指示や命令しないと、子どもが間違ってしまう」と考えがちですが、その必要はないのです。

TOP 不登校3つの原因 【マル秘】不登校解決策 無料メール相談