不登校の子どもを救えるのは、親であるあなたです 「放任型」の親へ
「放任型」のあなたが、
子どもの不登校を克服するためのヒント
まず、「子育てに失敗した」と考えてしまう人は、
「支配型」の親の「15の約束」の
番外編を読んで下さい。
あなたの気持ちが、
少しは軽くなるかもしれません。
あなたは、間違ってなんかいません
「放任型」の親のための「15の約束」は、
要約してしまうと、
世話焼きになりなさい
親の愛情を十分に伝えなさい
ということです。
「それなら、私の愛情は足りていなかったのか」
「今までも十分にしてきたはずなのに」
そう考えてしまう親も多いと思います。
親子コミュニケーションの偏りは、
不登校の原因になります。
直接の原因でなくても、
原因の1つに挙げられるでしょう。
「子どもを尊重したい」「自立して欲しい」
そんな願いから、あなたは
「放任型」の親になりました。
その願い自体は、間違ってなんかいません。
でも、子どもの不登校という問題を抱えた今、
子どもが十分に心を癒し、
再び自分の力で歩き出すまで、
その願いや教育方針は一旦お休みです。
「放任型」の親に
育てられた子どもが不登校に陥った時、
必要なのは子どもを尊重することではなく、
十分な休息と愛情を
与えることなのです。
それを与えるために、
「放任型」の親は愛情深い
世話焼きの役をやるのです。
どんなに元気で自由奔放な人でも、
病気の時は弱気になります。
そんな病人には慈悲深く、
賢明に看病しますよね？
それと同じ気持ちで、
世話焼きをして下さい。
「放任型」の最重要課題は、「行動する」
このサイトの「放任型」の親の話では
何度もお話してきましたが、
「放任型」の親は、
なかなか行動に移せない傾向があります。
親が動くことで、
子どもの不登校を
ますます悪化させるのではないか、
きっとこんなことを悩んで、
行動に移せないのでしょう。
でも子どもがエネルギー切れで、
子ども自身の力で解決出来ない今は、
親であるあなたが行動しなければ
不登校は克服出来ません。
子どもを癒し、力を与えられるのは、
一番近くにいる、あなたではないでしょうか？
大きな行動をする勇気が出なければ、
最初は小さなことからでも良いです。
ひとつひとつ成功していけば、
きっとあなたも行動することが
怖くなくなるはずです。
まずは、子どもを不登校の原因から救うため、
再び自分の力で歩けるように支援するため、
1つ「行動」を起こして下さいね。
次のページは、
不登校の体験談を紹介します。
「放任型」の親が不登校を克服した話です。
「放任型」の親の不登校体験談から、克服法を学びましょう！
「放任型」の親、15の約束 番外編「あなたが行動する」関連ページ
- 「放任型」の親、15の約束 その①「世話焼きの母になる」
- 子どもの主張を従うだけではなく、自分が積極的に子どもの世話を焼きましょう。「放任型」の親には、お節介を目指すくらいが丁度良いです。そうすれば、子どもに興味関心を向け、それを伝えることが出来るのです。
- 「放任型」の親、15の約束 その②「笑顔で挨拶をする」
- 「放任型」の親は、愛情を伝えることが苦手です。言葉にするのも、表情にするのも苦手なのです。まずは、笑顔で挨拶することからはじめましょう。挨拶に＋αあると尚良いですね。挨拶の大切さを解説しました。
- 「放任型」の親、15の約束 その③「感情を言葉にする」
- 「何を考えているのかわからない」「親らしくない」、というのが「放任型」の親に育てられた子どもの不満です。そう感じている子どもには、親も感情的に接する方が良いでしょう。感情を言葉にすると、子どもはこう感じるのです。
- 「放任型」の親、15の約束 その④「高額な要求は、一緒に話し合う」
- 不登校の子どもは、「支配型の親」でも「放任型の親」でも、「あれ買って」「これ買って」という要求が多くなります。対処方法としては、「支配型の親」でも「放任型の親」でも同じですが、「放任型の親」が読みやすいようにまとめました。
- 「放任型」の親、15の約束 その⑤「心配を言葉にする」
- 子どもが部屋に閉じこもった時、「放任型の親」はそのまま放っておく人が多いです。「支配型の親」の場合はそれが正解ですが、「放任型の親」は放っておいてはいけません。心配する気持ちを言葉にして、子どもに伝えて下さい。
- 「放任型」の親、15の約束 その⑥「よく叱る、よく褒める」
- 「放任型」の親には、子どもの意見を尊重し、自分の意見を言わないことを美徳と考えている人がいます。親の意見を押し付けすぎも問題ですが、親が親として時には褒め、時には叱り、時には意見をしないと、子どもは「無関心」「無責任」だと感じてしまいます。
- 「放任型」の親、15の約束 その⑦「親の意見を子どもに言う」
- 「放任型」の親は、自分の子どもや配偶者ばかりでなく、周囲の人にも意見を言うのが苦手な人が多いです。そんな親の姿をみて、子どもは育ちます。子どもを変えるためには、親であるあなたが変わりましょう！子どもに意見を言うということ、まとめました。
- 「放任型」の親、15の約束 その⑧「配偶者に相談出来るようにする」
- 夫婦関係の不和は、子どもの不登校の原因そのものであったり、その一因となっていることがあります。夫婦仲を改善すれば、子どもの問題も夫婦の協力で解決でき、また子どもの心を癒すことが出来るのです。
- 「放任型」の親、15の約束 その⑨「無言の要求を汲み取る」
- 「放任型」の親は、子どもにどうやって声をかけるか、常に考えて下さい。子どもが要求を言葉にしやすいように配慮を続けていると、子どもが何を訴えたいかわかるようになります。子どもの「無言」に隠れている「要求」を汲み取り、不登校を克服しましょう。
- 「放任型」の親、15の約束 その⑩「心を健康に保つ」
- 「放任型」の親は、自分の意見を言うのが苦手です。そのため、自分の中の悩みや愚痴もなかなか話そうとしません。自分の中で溜め込んでしまっては、心が不健康になり、不登校を解決する妨げになってしまいます。心の健康を保つ方法、まとめました。
- 「放任型」の親、15の約束 その⑪「積極的に相談、実行する」
- 「放任型」の親は、不登校の子どもを抱えても人に相談しないか、相談してもアドバイスを聞き流す傾向があります。アドバイスの善し悪しを判断し、良いと思ったアドバイスは積極的に実行するようにして下さい。「実行」しなければ、不登校は解決しません。
- 「放任型」の親、15の約束 その⑫「自己評価をあげる、自分を褒める」
- 「放任型」の親は、自己評価が低い傾向がありますが、本当にダメで自己評価が低いわけではないように思います。あなたが家族のためにしていることに、心を込めて下さい。そして心を込めたことを評価して下さい。そうすれば、自己評価を高めることが出来ます。
- 「放任型」の親、15の約束 その⑬「子どもを褒める」
- 「放任型」の親は、自己評価が低いあまりに、子どもに対しての評価も低くなりやすいのです。そのため、子どもの褒めるのが苦手です。親が自分自身を褒められるようになったら、子どもを褒めるようにして下さい。そうすれば不登校は克服出来るかもしれません。
- 「放任型」の親、15の約束 その⑭「短期目標を立てる」
- 「放任型」の親は、「支配型」の親に比べて、なかなか行動しない傾向にあります。気苦労を重ねるよりは、小さな目標を立てて、達成に向けてとにかく行動して下さい。その目標をひとつひとつ達成してゆく先に、不登校克服があります。
- 「放任型」の親、15の約束 その⑮「スキンシップをする」
- 「放任型」の親は、自分が世話を焼きすぎると、子どもの自主性を損なうのでは・・・と感じていて、それが原因で子どもに十分な愛情を伝えられていない可能性があります。スキンシップは、子どもに「安心」と「愛情」を与えます。是非、活用して下さい。
- 不登校体験談 -放任型の親- 前編
- 子どもに善悪を教えるのは、親の責任です。子どもを尊重するばかりだと、子どもは善悪を学ぶ機会を奪われてしまいます。親の責任に、目を背けないでください。「放任型の親」が子どもの不登校を克服した体験談を紹介します。
- 不登校体験談 -放任型の親- 中編
- 「親が責任をもって子どもを守る」・・・子どもにこう感じてもらうことは、子どもに力を与えます。親なら誰しも、心の奥底でこういう気持ちを持っているはずです。「放任型の親」はそれを言葉や態度で、存分に子どもに伝えてください。体験談、中編です。
- 不登校体験談 ?放任型の親- 後編
- 「頼れる親」「何でも話せる家族」、親子や家族の信頼関係が高まれば、子どもの心は安定します。そのためには、まず親が変わる。Sさんは見事それに成功し、子どもは学校に復帰しました。体験談、後編です。
- 不登校体験談から学ぶ、放任型の親が子どもを見守る秘訣
- 「放任型の親」が子どもの不登校を克服するためには、子どもにお節介になる必要があります。親が子どもにお節介になるための秘訣を紹介します。「15の約束」を頭に入れ、子どもをよく観察すれば、お節介したいポイントが見つかるはずです。